一般財団法人 公衆保健協会は、公益財団法人 JKAより平成28年度補助事業を受け胃胸部X線デジタル検診車を導入しました。
国民の生活習慣病に対する関心は高く、検診の重要性も広く知れ渡っています。ただ受診率はまだ十分とは言えず、受診率の向上が課題である。
この検診車により、今までは胃部X線車と胸部X線車の2台必要であったが、胃部X線検査と胸部X線検査を同時に1台で行うことが可能となりました。検診車の大きさも従来より、一回り小さくし、狭小地の事業所や、スペースの問題で今まで伺うことのできなかったところでも検診の実施が可能になりました。
また、受診者にとっても最新の機器を搭載しているので、従来より微細な病変が発見でき、被ばく線量も低いため負担もありません。
今後はこの検診車を活用し、がん検診の受診率向上を目指し、がんなどの疾病の早期発見・早期治療に貢献し、当協会が取り組む、「産業の現場、地域社会及び学校等における勤労者・学生・地域住民等の健康づくり」を遂行できると考えています。